財布ブランドは日本国内にも沢山あり、用いる素材や縫製に拘り、長く使える上質な製品を作っています。
今回は、海外の有名ブランドに比べ知名度こそ劣るものの、品質は一流で使い勝手も優秀な、メンズ向けの「財布」を扱うブランド等に注目します。
財布の種類について
日々何気なく使っているお財布。実はとても奥が深く、素材や形の種類も様々あるのをご存知ですか?
最も一般的な長財布一つとっても、開閉が楽で取り出しも簡単な「かぶせ蓋型」やファスナーを配して収納性と安心感を叶えた「ラウンドジップ型」、さらに最近ではファスナー式でも視認性が高いフルオープンタイプも多く見かけるようになりました。
男性に近頃人気なのは、胸ポケットに入る極めて薄くて軽量なタイプや、カードを何枚も収納できる機能美に優れたものなど。
じっくり吟味して、長く愛用できるお気に入りの財布を見つけて下さい。
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使われている素材、特に革に関しては様々な種類があります!
財布に使われることの多い「本革」の中から、特に覚えておきたい種類をご紹介します。
コードバンは、耐久性があり見た目の美しさをはじめ、触れた時の感触も素晴らしい、希少価値の高い馬の革。
ブライドルレザーは、表面に塗り重ねられたロウにより、深い光沢と質感を良さを叶えた、主に英国で加工された牛革。使い始めの頃は「ブルーム」と呼ばれる白い粉を吹いた状態ですが、使い込むごとに自然と擦れて艶へと変化します。長く使うほどに美しい表情を見せてくれる革です。
ヌメ革は、財布の場合主に内装に使用されることが多く、植物成分を用いてなめしを施しただけの革。染めも行っておらず見た目はまさに肌色、色の変化が楽しめるのが最大の特長です。
その他にもタンナー(動物の皮を製品としての革に加工する工場)が独自の製法で仕上げた革や、ワニや蛇、豚等様々な動物の革があります。
PRO-MENER (プロムネ)
型抜きから革漉き、縫製も自らこなす職人、池田氏により2012年に立ち上げられたブランド。
製作される財布は、シンプルな表情ながらも、素材の質と技術力の高さによりプレミアム感のある仕上がりを実現。
コードバンを使った上位モデルは、美しい光沢と見事なまでのコバ処理により、用の美を高い次元で実現!所有感を満たしてくれます。
蔵前にアトリエ兼店舗を構えています。
ブランド名 | PRO-MENER |
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Web | http://pro-mener.com/ |
Cartolare (カルトラーレ)
2012年に産声を上げた、財布をメインに作るファクトリー。
商品は全て東京製で、他には無い独自の構造からなる財布をリリースしています。
オススメは、開くと小銭を入れる部分がハンモックのように広がり、小銭が非常に取り出しやすい奇抜な発想の二つ折り財布。
お札やカード類も収納可能で、胸ポケットに収まるコンパクトさも併せ持つ、画期的な設計の一品です。
ブランド名 | Cartolare |
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Web | http://www.cartolare.jp/ |
YUHAKU (ユハク)
2006年にローンチ。微妙な色の変化により奥深い表情の革に仕上げる、独自の染め技術が特長。
財布は、ラウンド型や二つ折り、コインケースなどほとんどの形を展開しています。
中でも注目は、クロコダイルを使った長財布。内から外に向かって色がダークに変化する「グラデーション染め」を採用しており、鱗の模様と相まって唯一無二の美しさを叶えています。
ブランド名 | YUHAKU |
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Web | https://www.yuhaku.co.jp |
mic (ミック)
日本の財布メーカーが手掛ける、1978年誕生のブランド。
染め加工をしていない、ナチュラルな見た目のヌメ革を採用した財布を数多く展開。日々使う事で、手の皮脂による自然な色の変化が楽しめます。
また窓際に置くことで、日焼けをさせて色味を濃くすることも可能です。
人気商品は、ジーンズ等のお尻のポケットに入れる事を想定した「ヒップポケット財布」。コンパクトなのにお札や小銭もたっぷり収納でき、取り出しやすいよう指をかけるループが付いているのが特徴です。
また3か所にファスナーがあり、カード用のポケットが20か所以上、お札をはじめ通帳も収納可能なポケットが5段も付いた「マルチウォレット」もオススメです。
ブランド名 | mic |
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Web | http://www.mic1978.com/ |
GANZO (ガンゾ)
出典:http://www.ganzo.ne.jp/fs/ganzo/c/top
大正時代から革製品を作り続けてきたメーカーが、2001年にローンチしたブランド。
革のなめしから加工に至るまで、徹底した拘りを持ち商品を製造。
財布は牛革からクロコダイルやリザード革、馬革など多様な素材を使用。職人の手仕事で仕上げており、世界的に見ても高水準な品質を叶えています。
デザインはシンプルなものばかりですが、それは素材の良さに自信がある証拠。革の素材感をしっかり生かした財布は、どれも上品な光沢があり、大人のスタイルにマッチします。
定番のラウンド型長財布「GH5」は、1905年設立の米国「ホーウィン社」のオイルレザーを素材に使用。深みのある美しい色味と、使った分だけ手に馴染み味が出てくる逸品です。
希少なワニ革を使った「SMALL CROCO」シリーズは、型押しとは比べ物にならない高級感を放っています。
ブランド名 | GANZO |
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Web | http://www.ganzo.ne.jp |
山藤 YAMATOU
出典:http://www.tokyo-yamatou.co.jp/
明治時代から財布一筋を製造し続けている東京のブランド。流行に左右されず使い続けられるお財布が揃っています。
スタイリッシュなシルエットの長財布「スリムウォレット」は、厚さ6ミリと極薄なのにお札やカードがたっぷり入り、綺麗に収納できます。
価格帯は驚くほど手頃で、本革のラウンド型で1万円台から、コードバンを使ったものでも5万円台で手に入ります。
ブランド名 | 山藤 |
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Web | http://www.tokyo-yamatou.co.jp |
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