バウムクーヘンは、芯となる専用の棒に生地をかけながら焼くドイツ発祥の由緒あるお菓子。
中心は空洞となっており、周りはいくつもの層からなる美しい見た目が特徴。
一層ごと丁寧に焼き上げることで、目と舌両方で楽しめる絶品のバウムクーヘンとなるのです。
今回は、東京でバウムクーヘンをメインに提供していて、美味しいと評判を呼んでいるお店をご紹介。
最近ではあっと驚く見た目の品も増えており、ギフトにすればとても喜ばれますよ。
美しい層が織りなす味のハーモニーに、あなたも舌鼓を打ってみませんか?
バウムクーヘン屋について
近年専門のお店が増え、人気を高めているバウムクーヘン。
駅ビルや百貨店の地下などに出店していることが多く、差し入れや手土産、さらには引出物としても定番の品となっています。
パサパサしている印象があるかもしれませんが、最近のものはケーキのようにしっとりしていてなめらかな口当たり。長らく食べてない方は、久々に食すと印象が変わることも。
都内にはそんなバウムクーヘンを主要メニューとしている専門店がいくつかあります。
各店ごとに味の表情に個性がありますし、サイズや見た目にも違いがあります。
気になるお店があれば、明日のティータイムやおやつの時間に是非足を運んでみては?
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ちいさなバームツリー
出典:http://www.nenrinya.jp/littlebaumtree/
木の軸が持ち手となり、切らずにそのまま食べられる小さ目なサイズ感で話題!
一見アメリカンドッグにも見える一風変わった形をした、色とりどりの変わり種バウムクーヘンを販売しているお店。
通常のバウムクーヘンは一本をスライスし小分けにして販売しますが、こちらは一本まるごと提供されるので、程よい硬さがあり美味な端の部分も頂けます。小さくても中はきちんと綺麗な層を描いているんですよ。
味はプレーンに加え、苺やマンゴー等の層が一つになったフルーツや、ココアやカカオマスを入れたショコラ味などがあります。
店舗はJR品川駅の改札内や、スカイツリーの真下ソラマチの2階にあり、どちらも持ち帰りのみです。
店名 | ちいさなバームツリー |
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場所 / エリア | 品川、押上 |
ショップリスト | http://www.nenrinya.jp/littlebaumtree/shop.html |
治一郎 (ジイチロウ)
恵比寿のアトレ3階や、立川駅のシンボルであるルミネの1階等、都内に複数の店舗を有する静岡発のお店。
ドイツから伝わったバウムクーヘンを、日本人の口に合うように職人が時間を掛けて作り上げた味を楽しめます。
食感に最も拘っており、まるでケーキのように柔らかくフワフワ。卵黄とバターを贅沢に使っているので味は濃厚、暑さは8センチもあるのでボリュームも満点です。
吉祥寺のパルコにあるカフェは、ウッディな木目で統一した清潔感の高い居心地の良い空間。
数種のバウムクーヘンとロールケーキを食べ比べできるプレートが一押し!珈琲や紅茶と一緒に、自慢の味を堪能してみては。
店名 | 治一郎 |
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場所 / エリア | 吉祥寺、恵比寿、立川など |
ショップリスト | http://www.jiichiro.com/shop/ |
東京バウムクーヘン
出典:http://www.tokyo-baumkuchen.co.jp/
スカイツリーのすぐ側、押上駅のA3番出口からも5分圏内と交通の便がよい所にある専門店。
ミルクやバニラ、キャラメルなど味の豊富さに加え、一切れからでも買える手軽さも嬉しい所。
練乳を使いクリーミーな味に仕上げたものや、柔らかい食感のプレーンなど、気取らない定番の味も多数用意。
季節限定で、ほんのりピンク色で食欲をそそる苺を使ったバウムクーヘンや、芋を使った濃厚な味のもの、抹茶やきな粉を使用した他にはない味のものなども登場。
ほとんどの味が一切れずつ買えますから、色々な味をちょっとずつ楽しめます。
店名 | 東京バウムクーヘン |
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住所 | 墨田区向島3-43-10 |
店舗情報 | http://www.tokyo-baumkuchen.co.jp/shop.html |
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バウムクーヘン工房ハナミズキ
出典:http://www.hanamizuki1991.com/hpgen/HPB/entries/7.html
高円寺駅の北口から3分程にある、製造している過程が見られるガラス張りの外観が目印の専門店。
バウムクーヘンを焼き上げている厨房の様子が店の外からよく見えます。
職人の目で厳しいチェックをしながら完成へと至る商品は、どれも極上の柔らかさ。生地には蜂蜜が練り込まれておりパサパサ感はなく、ふわりとソフトな食感です。
豊かな甘さを出す為に、白砂糖よりコクの強いきび砂糖を使っていて、深みのある味わいを楽しめます。
タイミングが合えば焼きたてを頂けたり、通が好んで食べるバウムクーヘンの切れ端を集めたものが手頃な価格で売られていたりするのも手作りの専門店ならでは。
店名 | バウムクーヘン工房ハナミズキ |
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住所 | 高円寺北2-10-5 |
店舗情報 | http://www.hanamizuki1991.com/hpgen/HPB/entries/8.html |
ねんりん家
出典:http://www.nenrinya.jp/concept/
銀座駅のB3番出口からすぐの本店や、池袋駅直結の西武の地下1階などにある、様々な種類のバウムクーヘンを取り揃えた人気の専門店。
同店のスタンダードな商品を扱う店舗の他に、和をテーマにした商品が揃う羽田第1店や、店内で飲食ができるカフェ形式の羽田第2店など3つの形態を展開。
食べ応えがあり見た目的にも高級感があるバウムクーヘンで、外側がサックリした食感のものや、モチモチした斬新な食感のものなど、味わいが微妙に違うバラエティ豊かな商品を販売しています。
賞味期限が1日だけの熟成させた深い味が楽しめる品や、双目糖をまぶして一口大にカットしたもの等珍しいバウムクーヘンもあり、特別な時の手土産にも最適です。
店名 | ねんりん家 |
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場所 / エリア | 銀座、池袋など |
ショップリスト | http://www.nenrinya.jp/shop/ |
CLUB HARIE (クラブハリエ)
出典:http://clubharie.jp/baumkuchen/
新宿の地下鉄駅から直結している小田急の地下2階や、池袋駅西口のランドマークである東武の地下等に入っている、食感に拘ったバウムクーヘンを取り扱うお店。
外箱の可愛らしさも人気な点で、季節限定のデザインが数多く登場します。
しっとり感とふんわり感を重視しており、とても優しい口当たり。卵やバター、小麦粉など最低限の材料のみを使い、余計なものは入れずに仕上げています。
最も一般的な円形のバウムクーヘンはサイズを複数展開。直径11センチ程の「mini」シリーズも人気です。
また「ドライバーム」と名付けられたクッキー感覚で頂ける商品も用意。薄くスライスした生地をパリッとした食感に焼き上げた珍しいドライタイプです。
ちょっとつまみたい時はもちろん、日持ちするのでお土産にも打ってつけですよ。
店名 | CLUB HARIE |
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場所 / エリア | 日本橋、新宿、渋谷など |
ショップリスト | http://clubharie.jp/corporate/shoplist/ |
HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE (ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ)
新宿伊勢丹の地下や、銀座三越等に店舗のある、バウムクーヘンの本場ドイツで生まれた洋菓子店。
1895年の誕生から長きに渡り人気を誇っており、伝統を受け継いだ味が自慢です。
こちらのバウムクーヘンの特徴は、無添加であること。油脂はバター以外は一切使用せず、膨張剤も不使用。食品としての安心度が高い上に豊かなバターの風味を心ゆくまで堪能できます。
種類は多くないものの、生地の旨味が引き立つプレーンの他、上品な甘さのチョコレートで全体をコーティングした3週間ほど日持ちする商品もあります。
店名 | HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE |
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場所 / エリア | 新宿、銀座 |
kaninchen (カニンヒェン)
出典:http://www.nasu-baum.com/concept.html
広尾や白金高輪の駅から徒歩10分以上、港区と渋谷区の境に位置する、素材に拘り上質なバウムクーヘンを提供しているお店。
路面店ですが、上品に佇む穴場的な雰囲気。外観は看板も小さく通りから奥まっている為、目の前を歩いていても通りすぎてしまうことも。
営業時間は日中の5時間程と短く、売り切れ次第終了なので、早めの時間の来店が吉。
扱うバウムクーヘンは、ホールだけでなくちょっと食べたい時に最適なハーフカットも用意。
材料には濃厚さが特長の御養卵や、香りが良く甘すぎない和三盆糖など、国内の厳選した素材を多分に使っています。
店名 | kaninchen |
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住所 | 渋谷区恵比寿3-48-2 |
営業 | 閉店 |
いかがでしたか。
本場ドイツの流れを汲む伝統的な製法を継承している所や、豊かな発想を注入して斬新なバウムクーヘンを提供している店など色々あるんです!
是非食べ比べして、好みの味を見つけて下さい。
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